■阪急阪神グループ共通ID会員利用規約(HH cross ID、宝塚歌劇共通ID)

制定日:2021年8月10日
改定日:2022年12月15日

阪急阪神グループ共通ID会員利用規約(以下「本規約」といいます。)は、第1条第1項で規定するHH cross会員(以下「会員」といいます。)が別表に示すHH cross IDをはじめとした阪急阪神グループ共通のアカウント(以下「共通ID」といいます。)を用いて、阪急阪神ホールディングス株式会社(以下「当社」といいます。)、その子会社および関連会社で構成される阪急阪神ホールディングスグループ(以下「当社グループ」といいます。)ならびにその提携先(以下、当社を含めて合わせて「サービス提供企業」といいます。)が提供するサービス(以下「会員サービス」といいます。)を受けることができる共通IDの利用条件を定めるものです。

第 1 条 (HH cross会員)

  1. 会員とは、 共通IDが発行された自然人または法人をいいます。
  2. 会員は、共通IDおよび会員が設定したパスワードを用いてログインすることで、当社が指定する会員サービスを利用することができます。なお、会員サービスの中には、利用に際して追加の登録手続が必要となるものや、ログイン時に共通IDの情報を会員サービスで保有する情報と紐づけることがあります。

第 2 条 (会員登録)

  1. お客様が本規約に同意のうえ、当社の定める所定の手続により会員登録を申し込み、当社の承諾を得て登録手続が完了すると、お客様と当社との間で本規約の定めを内容とする契約(以下「本契約」といいます。)が成立し、お客様は会員の資格を得ることができます。会員登録手続は、会員となることを希望する本人が所定の事項を入力のうえ行ってください。
  2. 会員は、登録情報に変更が生じた場合には、当社に対して速やかに登録情報の変更を申請する必要があります。登録情報が変更されなかったことにより会員に生じた損害については、サービス提供企業の責めに帰すべき事由がある場合を除き、サービス提供企業は責任を負わないものとします。また、変更が申請された場合でも、変更前にすでになされた手続等は、変更前の情報に基づいて行われます。
  3. 当社は、利用登録の申請者に次の事由があると判断した場合、利用登録の申請を承認しないことがあり、その理由については一切の開示義務を負わないものとします。
    • (ア)申請した登録内容に、虚偽および会員サービス運営上支障が生じる誤記、記入漏れがあったことが判明した場合
    • (イ)過去に本規約の禁止事項に記載した事項に違反したことによる会員資格の取消しに関する履歴がある者からの申請である場合
    • (ウ)反社会的勢力の構成員(過去に構成員であった方を含みます。)およびその関係者であることが判明した場合
    • (エ)その他、当社が利用登録を相当でないと判断した場合
  4. 当社は、登録情報に虚偽、誤り、または記入漏れがあったことにより、お客様または会員に損害が生じたとしても、当社の責めに帰すべき事由がある場合を除き、一切の責任を負わないものとします。

第 3 条 (共通IDおよびパスワードの管理)

  1. 会員は、自己の責任において、共通IDおよびパスワードを適切に管理するものとします。
  2. 会員は、いかなる場合にも、共通IDおよびパスワードを第三者に譲渡または貸与、名義変更、売買し、もしくは第三者と共用することはできません。当社は、会員から入力された共通IDとパスワードの組合せが登録情報と一致することを所定の認証方法により確認した場合には、その共通IDを登録している会員自身による利用とみなします。
  3. 共通IDおよびパスワードが第三者に使用されたことによって生じた損害については、サービス提供企業の責めに帰すべき事由がある場合を除き、サービス提供企業は一切の責任を負わないものとします。
  4. 会員は、共通IDおよびパスワードが盗まれ、または第三者に使用されていることが判明した場合、直ちにその旨を当社に連絡するとともに、当社からの指示に従うものとします。

第 4 条 (禁止事項)

会員は、会員サービスの利用にあたり、次の行為をしてはなりません。

  • (ア)法令、裁判所の判決、決定もしくは命令または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為
  • (イ)公の秩序または善良の風俗を害する行為
  • (ウ)反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為
  • (エ)当社、当社グループ、または第三者の権利、利益、名誉等を侵害する行為
  • (オ)第三者になりすます行為または意図的に虚偽の情報を送信する行為
  • (カ)第三者の個人情報その他のプライバシーに関する情報を不正に収集、開示または提供する行為
  • (キ)不正アクセス行為、第三者のアカウントを利用する行為、複数のアカウントを作成し、または保有する行為その他これらに類する行為
  • (ク)会員サービスの誤作動を誘引する行為
  • (ケ)会員サービスが通常意図しないバグを利用する動作を生じさせ、または通常意図しない効果を及ぼす外部ツールの利用、作成もしくは頒布を行う行為
  • (コ)会員サービスまたは当社のサーバーに過度の負担をかける行為
  • (サ)コンピュータウイルス等の有害なプログラムを当社、当社グループまたは第三者に送信し、または流布する行為
  • (シ)上記に記載された手段にかかわらず、会員サービスまたは会員サービスの運営を妨害する行為
  • (ス)本規約またはサービス提供企業の規約に違反し、または会員サービスの趣旨目的に反する行為
  • (セ)その他、当社が不適切と合理的に判断する行為

第 5 条 (利用停止、会員資格の取消し等)

当社は、次の各号のいずれかに該当すると判断した場合には、事前に通知することなく当該会員による会員サービスの利用停止、共通IDの停止、共通IDおよびパスワードの変更または当該会員の会員資格の取消し等の措置を講じることができるものとします。これにより会員に何らかの不利益または損害が生じたとしても、当社の責めに帰すべき事由がある場合を除き、当社は責任を負わないものとします。

  • (ア)会員が法令や本規約に違反する行為を行った場合
  • (イ)会員が会員サービスまたは会員サービス利用に関する不正行為を行った場合
  • (ウ)会員が会員サービスまたは 会員サービス利用に対する迷惑行為を行った場合
  • (エ)会員に会員サービス利用に関する支払債務の不履行があった場合
  • (オ)会員の登録情報に変更があったにもかかわらず、所定の届出がなく、会員サービスまたは会員サービス運営上支障が生じた場合
  • (カ)一定回数以上のパスワードの入力ミスがあるなど、会員のセキュリティを確保するために必要な場合
  • (キ)サービス提供企業からの電子メールが届かないことが確認できる場合
  • (ク)会員が当社の定める一定の期間内に一度もログインを行わなかった場合
  • (ケ)その他、サービス提供企業が会員サービスの提供が困難と判断した場合

第 6 条 (会員の退会および本契約の終了)

  1. 会員は、当社所定の退会手続により、いつでも本契約を終了させることができます。
  2. 前項の退会手続により、または事由のいかんを問わず本契約が終了した場合、会員は、会員サービスについて、即時に一切利用できなくなります。当該時点において会員サービスに基づき、およびそれに関連して有していた会員の権利は、サービス提供企業が各サービスについて別途定める場合を除いて全て消滅し、サービス提供企業の責めに帰すべき事由がある場合を除き、会員は、サービス提供企業に対して何らの請求を行えません。
  3. 前項の規定にかかわらず、本契約終了以前において会員が、サービス提供企業に対して債務を負っていた場合、当該債務は消滅せず、会員は、当該企業の各サービスの利用規約等で別途定める場合を除き、サービス提供企業に対して、本契約終了後ただちに全ての当該債務について弁済しなければならないものとします。

第 7 条 (会員サービスの変更、中断、終了等)

  1. 当社は、会員サービスの内容の全部または一部を、変更または終了することができるものとします。
  2. 前項の場合、当社は、その影響および会員サービスの運営状況などに照らし、当社が適切と判断する時期および当社が適切と判断する方法により、会員に情報提供を行うものとします。
  3. 当社は、次の各号に定める場合、会員に事前に通知することなく、会員サービスの全部または一部を、一時的に中断することができるものとします。
    • (ア)システムのメンテナンスまたは修理を、定期的にまたは緊急に行う場合
    • (イ)アクセス過多等によって、システムに負荷が集中した場合
    • (ウ)会員、サービス提供企業または第三者のセキュリティを確保する必要が生じた場合
    • (エ)通信回線の停止、天災、火災、停電、その他の不慮の事故または戦争、紛争、動乱、暴動、労働争議等の不可抗力により会員サービスの提供が困難な場合
    • (オ)その他当社が各会員サービスに関する状況に照らして合理的に中断が必要と判断した場合
  4. 当社が本条に従ってとった措置に起因して会員に生じた損害について、当社の責めに帰すべき事由がある場合を除き、当社は一切の責任を負わないものとします。

第 8 条 (会員サービスの変更等)

  1. サービス提供企業は、会員サービスの内容の全部または一部を、変更または終了することがあります。
  2. サービス提供企業は、会員サービスにかかる事業を第三者に譲渡し、または合併もしくは会社分割等により承継させ、本契約上の地位ならびに権利および義務を当該譲渡等の譲受人等に承継させることができるものとします。

第 9 条 (保証の否認および免責事項)

  1. 当社は、会員サービスに事実上または法律上の瑕疵(安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないことを、明示的にも黙示的にも保証しておりません。
  2. 当社は、会員サービスに起因して会員に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。ただし、会員サービスに関する当社と会員との間の契約(本規約を含みます。)が消費者契約法に定める消費者契約となる場合、この免責規定は適用されません。
  3. 前項ただし書に定める場合であっても、当社は、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により会員に生じた損害のうち特別な事情から生じた損害(当社または会員が損害発生につき予見し、または予見し得た場合を含みます。)について一切の責任を負いません。また、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により会員に生じた損害の賠償は、会員から当該損害が発生した月に受領した利用料の額を上限とします。
  4. 当社は、会員サービスに関して、会員と他の会員または第三者との間において生じた取引、連絡または紛争等について一切責任を負いません。
  5. 本規約で特に定める場合を除き、サービス提供企業の会員サービスに規約等が定められている場合、当該規約等の規定が本規約に優先して適用されます。ただし、共通IDに関する規定は、本規約を優先して適用します。

第 10 条 (本規約の改定等)

  1. 本規約の各条項は、社会情勢の変化その他の合理的必要性がある場合には、契約の目的に反せず、かつ、相当な範囲において、変更できるものとします。
  2. 前項による本規約の変更に際しては、変更後の規約の内容と適用開始日を、インターネットその他の方法であらかじめ公表するものとし、公表の際に定める相当な期間を経過した日から適用されるものとします。

第 11 条 (個人情報の取扱い)

  1. 当社は、共通IDの登録情報および会員サービスの利用に関して取得する個人情報を、以下の個人情報の取扱いに関する基本方針に従い、適切に取り扱うものとします。なお、共同利用者であるサービス提供企業の各サービスに提供した登録情報および各サービスで収集される個人情報については、各サービスの利用規約等での定めがある場合には、これに従い適切に取り扱うものとします。

    https://www.hankyu-hanshin.co.jp/privacy/
    https://www.hhcross.hankyu-hanshin.jp/consent/privacypolicy.html

第 12 条 (通知または連絡)

会員と当社との間の通知または連絡は、当社の定める方法によって行うものとします。当社は、会員から、当社が別途定める方式に従った変更届出がない限り、現在登録されている連絡先が有効なものとみなして当該連絡先へ通知または連絡を行い、これらは、発信時に会員へ到達したものとみなします。

第 13 条 (権利義務の譲渡の禁止)

会員は、当社の書面による事前の承諾なく、利用契約上の地位または本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し、または担保に供することはできません。

第 14 条 (準拠法・裁判管轄)

  1. 本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。
  2. 会員サービスに関して紛争が生じた場合には、各サービスの利用規約に別途定めがない場合は、当社の本店所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。

以上

別表 阪急阪神グループ共通アカウント(共通ID)(2022年12月15日時点)

共通アカウント(共通ID)
HH cross ID
宝塚歌劇共通ID
利用できるサービス

※いずれの共通IDでも、利用者は、当社グループが提供する上記サービスを利用できます。